標高差:792m
累積標高差:976m

2014年07月23(当時65歳)


日本三百名山に戻る

北海道島牧村
登り:2時間55分
下り:2時間13分
トータル:5時間18分
(休憩時間含む)
ウィキペディアから
  越狩場茂津多道立自然公園に指定されていて北海道せたな町、島牧村にまたがる第四紀火山である。
標高は1,520mで一等三角点、点名「狩場岳」の山。 狩場山地の主峰で、道南の最高峰でもある。
Road Map :R229を島牧まで走り、島牧から千走り温泉側への林道に入り賀老の滝方向へ進む。
Route Map:新道登山口おより南狩場を経由して山頂を往復する。
日本三百名山荒々しい南狩場とたおやかな狩場山が対照的、雨降りだったが展望は得られた。
狩場山
  まず、雨が降っている中でも展望が得られたラッキーだったことが上げられる。 山としては良い山と感じる所は何もなかったが、嫌なササ原道が少なく、特に嫌だと言う個所もなかった。
賀老の滝見物に行く
  日本の滝百選に入っていると知り、俄然、見ておきたいと思った。これからは日本の滝百選も巡って行きたい。
今日の温泉
  賀老の滝見物が終ってからであるが、これも道路途中にあった ”千走川温泉”に入る。 入浴料は500円と高かったのに、石鹸、シャンプの常備は無し。 掛け流しの泉質は良かったが、湯舟としてはB級クラス、愛想も悪かったが、入浴客は一人だったのが救いだった。
前日の移動
  渡島駒ヶ岳登頂後は駒ヶ峯温泉 ”ちゃっぷ林舘”で汗を流し、道南の日本海側R229を走り、
道の駅 ”
よってけ島牧”にて車中泊とした。
206狩場山 (1,520m)
林道を走り通し、林道通行止め部に広い駐車場があり、その先が
登山口となっていた。 昨夜は雨が降り続き、今は止んでいるが、いつ降り出すか判らない天気であるが、登ってしまうことにする。
”千走新道コース”の登山口は通行止めゲートの手前にあり、
登山届けポスト等もあるので判り易い。
7時05分、気温19℃、カッパの上下を着て登山口を出発する。
折角乾かした登山服が又濡れてしまう。
雪渓ありと書いてあるが、アイゼンは持って行かないことにする。
16分歩いた地点で ”1合目”の表示を通過する。
登山道は昨夜からの雨で滑り易いが、しっかりした登山道で
ここまでは問題無し。 積雪で倒されて育ったダケカンバが多い。
前方にピークが見える地点に出たが、この時点ではこれが ”狩場山”の山頂と思っていた。
振り返ると標高千mを越えていると思われる山々が見えたが、山名はまったく判らない。
お花は少ないがニッコウキスゲに似た
エゾカンゾウ”が数輪咲いていた。
55分にて ”休み台”と表示された、少し広い場所に出る。
台と言うほどの高台ではなく、展望の無い広場だった。
57分にて ”4合目”の表示を通過する。
ハイマツが多くなり、高山帯が近付いた感じ。
展望は少し良くなって来た。
登り時点では ”狩場山”と思っていた
”南狩場”の台形山を見る。
5合目”の表示を過ぎると、前方に山頂が見え出した。
後で判ることであるが前方のピークは ”狩場山”ではなかった。
”南狩場”の山頂付近には風に乗ったガスが流れていた。
登山道には昨夜の雨で大きな水溜りが2ヶ所にあったが、
通行には特に問題はなかった。
1時間58分にて ”第一雪渓”に差し掛かる。
第一雪渓の横断は特に問題なかったが。
第二雪渓”に差し掛かる時にはガスが出て来て、雨も降り出した。
この小さな ”第二雪渓”が難関で、カチコチのアイスバーンになっていた。
雪渓を迂回しょうとするが、融け出た水が凍り、雪渓の周辺までアイスバーンとなっていた。
両足を滑らせしまう場面もあったが、横の岩を掴んで滑落は免れた。 恐るべしアイスバーン!
台形の ”南狩場”を横から見ると大きな岩峰に見えた。
これを登って行く。
”狩場山”と思って岩峰に登ると ”南狩場”(1,464m)の表示があった。
ここまで2時間29分を要している。 ならば ”狩場山”はどこにある。
途中に展望地があり、登ってみると強風が吹いており、寒くて慌てて脱いでいた
カッパの上着を着る。
”南狩場”の台形山頂部は歩き難い道が続き、ササ原の
トラバース路に出る。 先には広々とした草地が見え出した。
お花畑が点在する草原地に出る。 この時点では、どこに
”"狩場山”の山頂があるのか判っていなかった。
振り返ると、周辺の山々にはガスが掛かっていた。
草原地の中に大きな池塘があった。
標識には ”親沼”と書かれていた。
草原地の中、少し小高い所に赤い鳥居が見えた。
あれが山頂か?
2時間55分にて ”狩場山”(1,520m)に着く。
山頂にピーク感は無かったが、周囲の展望は良好だった。
山頂の自然木で作られた立派な表示板。
おにぎり1ヶを無理やり食べて直ぐに下山に入る。
”狩場山”から伸びる山脈の向こうには日本海が見えていた。
今日の見通しの悪さが悔やまれる。
下山時に見た ”南狩場”の山容。 ここからも日本海が見えていた。
戻って来た ”南狩場”の取付き。 ”南狩場”の山頂部を歩いている範囲では
崖っぷちを感じることはなかったが、展望所のみ崖っぷちに立つことが出来た。
”南狩場”の手前には広い草原地が広がり、お花畑が点在するが、
”東狩場山”にはもっと大規模なお花畑があるらしい。
花名は暇が出来たら調べてみます。 多分、調べずに終るんでしょうが・・・
登り時にはどれが ”狩場山”なのか判らなかったので、この展望に対して何も思わなかったが、
”狩場山”の位置が判った下山時は興味を持ってこの景観を見ることが出来た。
振り返り見た、男らしい ”南狩場”と女らしい ”狩場山”。
滑り易い路面を淡々と下り、登山口に戻る。
下り時の雪渓横断はアイスバーンが緩み、横断には問題なかった。
早朝の冷え込み時だけのアイスバーンだった様だ。
下山2時間13分にて駐車場に戻り ”狩場山”を終了する。
駐車場には3台の車が増えていた。 2台は地元の登山クラブの方で、
途中ですれ違っている。 もう1台は日本三百名山狙いの2人だった。
2014年度の北海道遠征
入浴料は500円と高い割りに、何の設備もなく、小汚い湯舟が
一つあるのみ、露天風呂も無かったがっかりの温泉だった。
大きな ”日帰り入浴”の上り旗に
引き付けられて入浴したが・・・
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かりばやま
<今日の温泉>
恐怖の雪渓を抜けるとササ薮の道になる。
2024年5月8日改定